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平凡・陳淑芬 日本オフィシャルサイト  
aviva2002 Winter より抜粋

「意識はないけれど、作品には二人の恋愛感や女性観も現れているかも知れない」(平凡)

平凡

作品を描く場合、私達が特に意識しているのはストーリーです。作品の背景にある物語的なものを常に意識しています。それは、私が考える場合もありますし、二人で相談しながら進めていく場合もあります。また、画集の場合などは原作、または粗筋のような脚本を提供されて、そのストーリーをベースに二人でイメージを膨らませながら作品を描いていくこともあります。作品には、今、自分が考えていること、気持ち良い、美しいと感じること、今の感覚とか感情、そしてそれら全てが作り出している自分の世界を表現したい、ということに尽きます。今を生きている自分の全て、自分の世界を絵によってたくさんの方々にメッセージしたいと考えています。

   
私が絵を描くことによって表現したいのは、自分の心、それも美しいと感じた自分の心です。私は陰りのないピュアな美しさ、純粋な美しさを持った女性が大好きです。そしてそれは外見を飾ることではなく、内面から滲み出てくるものだと思っています。私は女性の純真な美しさを、その若さや時には幼さの中に見つけることがあり、感じることがあります。私はそういった女性を表現することによって、美しいと感じた自分の心を作品を見てくださる方々に伝えたいと思っています。

「作品のモデルはいるといえばいるし、いないといえばいないのです」(陳)

私達の作品は、大きく分類すると純粋に二人の頭の中のイメージから生まれたものと、これは正しい呼び方かどうかわかりませんが、いわゆるモデルが存在するものの二種類があります。たとえば《思慕(想念的季節)》という作品があります。これは二人の画集カラーシリーズの『虹色』の表紙に使ったものですが、この作品は、制作当時の私と彼がそれぞれの頃に思い描いていた、いわゆる"愛"のイメージを作品化したものです。画集にも"愛"をテーマにしたストーリーが、全体を貫く背骨のような感じで存在していましたし。そしてこの《思慕(想念的季節)》は私達二人の共通の友人の妹さんをイメージしています。ただ私達の作品は似顔絵ではないので(笑)、モデルさんの顔を正確に表現しようとか似せて描くというわけではありません。彼女の笑顔や困った時の顔、考え込む顔、一瞬見せる憂いの表情、もちろん仕草や性格など様々な情報から、私達がイメージするいわば
”画面上のもう一人の彼女”を創りだしていくのです。そういった意味から、モデルがいるといえばいるといえるでしょうし、モデルではなくあくまでもイメージ化の素材として実在の人物がいるともいえます。また《純真》という作品はあるロマン小説のストーリーに触発されて、その物語に登場する女性をイメージ化したものです、《純真》の作品タイトル通り、ピュアな子供のような心を持った童顔の女性を描こうと描き下ろした作品です。モデルは存在しない、いわば挿絵のような感覚の作品ですね。



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