平凡・陳淑芬 日本オフィシャルサイト リンク集 | サイトマップ
平凡・陳淑芬 日本オフィシャルサイト  
aviva2004 Summer より抜粋

作品イメージは、携帯メールではなく"文"で伝える恋心、その時代浪漫。  

今回の《恋文》では、美少女コンテスト優勝者である田中真帆さんという女性を通して、平凡と私がイメージしている"日本の美""日本的な美しさ"を意識して表現しました。  
   
もう少し具体的にお話しすると、私達ふたりが過去から現代までの日本の様々なアーティストの作品を見たり、資料を読んだり、いろいろな人から聞いた話などによって築き上げた"美しい日本人"のイメージを描きました。私達が昔の日本に感じたロマンティックな雰囲気や、私達が日本画に感じている独特の魅力を、この作品で少しでも表現できたらとチャレンジしています。  
   
もう一点、この作品のモデルが真帆さんであるということを見てくださる方々にストレートに理解していただけるよう、意識してモデルに似せるというか、真帆さんの魅力を積極的にアピールするつもりで描きました。  
   

でも、そうは言っても私達は"似顔絵"を描くわけでは決してありません。真帆さんの一瞬の表情に狙いを定めてそれを作品として切り取るというか、その美しさを絵画作品という"永遠"にするのが私達の役割です。少女が大人の女性に変化する瞬間、花にたとえるなら、蕾が開くその一瞬の輝くような美しさを絵にしようと努力しました。彼女の持っている清純な雰囲気、純粋さが溢れ出るような印象的な黒い瞳など、現代的な少女の魅力と古風ともいえるロマンティックな背景の組み合わせの妙を、私も楽しみながら描きました。

 
   
そうですね、真帆さんは会うたびに自信を持った表情に変わってきて驚かされますね。この作品を描く前には、たとえば好きな色とか、好きな花とかいろいろな質問をしたり、とりとめのない話をしながら、彼女のイメージを固めたり、また、修正したりしていきました。たとえば真帆さんは「桜が好き」と言っていたけれど、私のイメージでは桜はちょっと彼女には寂しすぎるというか大人すぎるな、という感じでした。彼女が自分自身に抱いているイメージを知ることや、私達が持っている彼女のイメージを、彼女との会話を通してさらに広げたり軌道修正したりすることは、描くうえでとても重要なことのひとつですから。  
   
私もかなり恥ずかしがり屋で人見知りするところがありますが、真帆さんもびっくりするくらいシャイで恥ずかしがり屋でおとなしい人ですね。彼女は表情に雰囲気があります。幼さの中にふっと大人の女性の表情が見える時あります。きっと、いろいろな表情が同居している年頃なんでしょうね。そんなことを思いながら描きました。  


| コピーライト表記 | プライバシーポリシー | ©2006-2013 Pinfen